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今日は金相場についてお話します♪
みなさま金を売ろうかな~と考えたときに
よく耳にするのが
金相場
ということばですよね
金の相場を表す数値だということはわかっても
実際の買取価格とどう関係してくるか
については結構ナゾだったりします
本日は金相場の見方と、買取価格の関係についてご紹介いたします
金相場とは、読んで字のごとく
「金がいまどういった価格で取引されているか」
を表す相場のことです
金相場は市場がお休みになる土日を除き毎日更新され
数円から数十円の幅で上昇・下降を繰り返すことがほとんどです
こちらの相場はインターネットで検索すれば
誰でもすぐに見ることができます
ちなみに今日、12月1日の相場はこちら
では次に、それぞれの数値がどんなことを示しているか解説します
『税込小売価格』とは、金を扱う業者さんが
「今日は1gあたりこの金額で金を売りますよ」
という価格のことです
ちなみにその隣の
『小売価格前日比』は
「昨日に比べてこれだけ価格が上下しました」
という指標です
つまり今日の金相場(小売)は
「昨日よりgあたり3円高い、
g単価¥6,625で金を売ります」
という数値になります
ところがここで注意したいのが
金ならばなんでもこの金額になるわけではなく
金相場に使われる単価はすべて
24金1kgのインゴット1gあたりの単価
という点です
インゴットはインゴットでも重さが1kgに満たなかったり
リングなどのジュエリーに加工されていた場合、
18金などの純度が24金に満たないものは
また違った単価で取引されることになります
『税込買取価格』とは、金を扱う業者さんが
「今日は1gあたりこの金額で金を買いますよ」
という価格のことです
同じように、
『買取価格前日比』は
「昨日に比べてこれだけ価格が上下しました」
という指標になります
つまり今日の金相場(買取)は
「昨日よりgあたり4円高い、
g単価¥6,516で金を買います」
という数値になります
買取店が
「金相場7000円突破」
などと煽り広告を出すときはこの価格をもとにしています
みなさまが金を売るときには買取をしてもらう側ですから
参考にするのはこちらの「税込買取価格」です
ところが同じように、税込買取価格も
24金1kgのインゴット1gあたりの単価
で相場が出ていますので、
実際に取引される価格はこちらの価格とは異なる場合がほとんどです
(もちろん1kgのインゴットを持ち込めばg単価はこちらに近くなります)
ではなぜ、インゴットとほかの貴金属製品とで
g単価に差異が出るのでしょうか
そもそもインゴットとは、「延べ棒」とも呼ばれ
四角い形に金を固めたものを指します
インゴットのかたちにするためには
金の純度が99.99%以上であること、
東京商品取引所が定めた受け渡し供用品指定ブランドから
認定を受けブランド刻印を施されていること
などのルールがいくつかございます
その規定をクリアしてやっと、世界中のマーケットで
信用できる「金」として取引ができるわけです
通常のジュエリーは18金などに純度を下げられ
延べ棒とは異なる形に加工されています
なので、取引のできるインゴットに直すには
複数集めて溶かしたり、純度を上げるために手を加えたりと
余計に手間がかかるわけですね
これが、インゴットが高く取引される大きな理由のひとつです
さて、ここまで金相場のことを知って気になるのが
「結局買取価格はいくらになるんじゃ」
というところですよね
業者間では18金や20金など純度に合わせて
細かな相場が共有されますが
一般の方へその詳細が公開されることはなかなかありません
ですので、本日は誰でも手に入れることのできる
24金1kgインゴットの相場を使って計算してみましょう
ですので、本日は誰でも手に入れることのできる
24金1kgインゴットの相場を使って計算してみましょう
本日の買取単価はgあたり¥6,516ですので、
単純に計算すれば
1kg=1000gなので
¥6,516×1000g=¥6,516,000
となります
ただし、この価格は金の業者が買取をする価格ですので
その金の業者に金を売るリサイクルショップがこの価格で買取をしては
儲けがまったくでなくなってしまいますよね
ですので、大半のリサイクルショップでは
相場の価格に自店の利益をのせて
再計算して買取単価を提示しています
たとえば利益を10%とるとするなら、
買取価格は相場の90%に抑えるので
¥6,516×90%=¥5,864 が買取単価で
¥5,864×1000g=¥5,864,000 が実際に貰える金額になる
というわけです
算数の話になっちゃいましたね…(笑)
「金相場が7000円と聞いたから売りに行ったのに
あとで計算してみたらぜんぜん違う単価で買われていた
なんてことが起きてしまうのも、こういった
純度や形状、買取店の利益
などの理由が重なってのことなんですね
最後に
本日は金相場の見方と買取価格の関係についてお話ししました。
いかがでしたでしょうか
一部の買取店では純度ごとの金相場を掲示していますので
「今日はこの金額に利益ぶん8掛けから9掛けくらいの単価かな~」
なんて参考にすると、実際の単価と差異が出づらくていいかもしれません
もちろん、買取価格をしっかり計算しなくても
毎日の価格推移をみているだけで
「おっ、上がってきたからそろそろ売り時かな」
「じわじわ下がってるからしばらく様子を見ようかな」
など、いざ売るときの相場感がつくのでおすすめです
現在金相場は40年ぶりに大きな伸びを見せています
ご売却をご検討の際には、ぜひ参考にしてみてくださいね
それではまた
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