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毎日気温が高く、もう夏がすぐそこ
な今日この頃
日差しが強いと洗濯ものが乾きやすくていいのですが
同時に気になるのは日焼けですよね
実は、私たちの皮膚が太陽の光で焼けてしまうように
レザー製品も紫外線で変色を起こしてしまうんです
本日はレザー製品を日焼けから守るお手入れ方法についてお話しします
レザーの日焼け
バッグの材料として使われる革も、
私たちと同じ動物ですので
当然長い間日光に当たっていると日に焼けてしまいます
中でも、ルイヴィトンのモノグラムラインなどによく使われる
ヌメ革というなめし革は非常に陽に焼けやすく
買ったばかりはピンクがかった白い色をしているのに
日焼けをすると濃いキャラメル色に変化していきます
これがうまい具合に均等に焼けてくれるのなら
「使い込んだ味」と言えるのですが
たいていの場合は焼けにムラが出てしまい
なんだか情けないビジュアルになってしまうことが多いです。
では、そんな「格好悪い日焼けバッグ」にしないために
どういったお手入れをするのがいいのでしょうか
使う前に保護スプレー
まずおすすめしたいのが、
レザーバッグを使う前に
保護スプレーをかける
ということです
ここでいう保護スプレーとは、かばん屋さんや靴屋さんで売っている
革製品専用のお手入れスプレーのこと
これをあらかじめ吹いておくだけで紫外線をカットし
日焼けを防いでくれる効果があります
さらに多くの保護スプレーには防水効果もあるので
この時期に気を付けたいゲリラ豪雨対策にも役立って一石二鳥
ただし気を付けたいのが
あまりバッグの近くでスプレーをすると
かえってしぶきがシミになってしまう
という点
保護スプレーをかけるときには、必ず20ｃｍ以上離し
うすーく重ねるようにしましょう
使った後は保湿ケア
次に実施して頂きたいお手入れが
使った後には保湿ケアをすること
私たちが日焼けをすると、肌が乾燥してヒリヒリするように
レザーバッグも、日に当たったあとは非常に水分が薄い状態になっています
その状態のまま使い続けたり、手入れをせずにほったらかしておくと
ひび割れなどのダメージにつながっちゃうんです
一度ひび割れたレザーは、もう元には戻りません…
ですので、屋外でレザーバッグを使った後には
保湿クリームでたっぷり水分を補充
こちらのクリームも、かばん屋さんや靴屋さんで
革製品専用のものを購入するようにしてください
また、保湿にはクリームタイプのものもいいのですが
泡で出てくるスプレータイプのものが使いやすくておすすめ
クリームタイプのものも泡タイプのものも
つけすぎはシミの原因になりますので
用量をよく読んで適度に使うようにしてくださいね
そもそも日に当てない対策
日焼け対策としてやはり有効なのは
日光を遮ることです
よく焼きムラができたバッグをお持ちの方へ聞くと
「壁のかばん掛けにかけていたら片面だけ焼けてしまった」
「暑い日に車の助手席にちょっと置いておいたら焼けてしまった」
など、いくら使用前後のお手入れをしていても
それじゃあ日焼けしちゃうよ…と納得の使い方をされていたりします
レザーバッグは直射日光が当たる場所には放置せず
やむなく明るい場所に置く時にも
上着やタオルをかぶせて光を遮るなど
細やかな気配りが大事になってきます
あまり知られていないのですが、バッグに使われるレザーは
太陽光だけでなく白熱灯でも焼けてしまいますので
室内でも明るい場所に置きっぱなしは避けるようにしてください
そして
「いや、でもいちいち日陰に持っていくのは面倒」
な方へおすすめしたいのが
ヌメ革部分を保護して使うこと
ヴィトンの場合、日焼けしやすいヌメ革は
主にハンドル(取っ手)の部分に使われています
なので、あらかじめスカーフなどをハンドルに巻いておくことで
日焼けをおしゃれに防ぐことができるんです
カンタンなうえに見た目もワンランクアップしちゃうので
ぜひ一度お試しくださいね
あらかじめ日焼けさせちゃう
レザーバッグの日焼け対策でもっとも効果が出やすいのが
あらかじめバッグを日焼けさせてしまうこと
だと思います
あらかじめ日焼け…というと少々乱暴に聞こえますが
最初にある程度まで革を焼いてしまえば
その後もおかしなムラができにくく
長くきれいに使えるということです
ただし、こちらの方法が使えるのは
買ってからまだ間もない方のみ。
すでに複数回使って日焼けの癖が出てきているものは
下手に手を加えるとかえって焼けが目立つようになってしまうことがあります
何年もご愛用いただいているもの、
もしくはヌメ革本来の白い色を損ないたくないものは
こちらの方法は使わないようにしてください
では次の項で、詳しくご説明いたします
正しい日焼けの方法
買ったばかりのレザーバッグを
正しく適度に日焼けさせるために
必要な道具はこちら
きれいな布
保湿クリーム
保護スプレー
次に手順のご紹介です
買ったばかりのレザーバッグを日陰に置く
ときどき向きを変えながら3時間ほど放置
日光によって革から油分が出るので
定期的にきれいな布でから拭きする
時々触ってみて乾燥していたら
少量の保湿クリームを塗って保護
好みの色になるまで、上記の作業を
数日かけて進める
好みの色になったら保護スプレーで最後のお手入れ
以上、6工程で完了です
カンタンですよね
うまく日焼けさせるコツは、直射日光を避け
柔らかく光が届く程度の日陰でじっくり焼くこと
このとき、早く使いたいからと日の強い場所で一気に焼くと
かえって色ムラやダメージの原因になります
きれいに焼くには根気が大切
焦らず進めていくようにしてくださいね
最後に
本日はレザーバッグの日焼け対策についてお話ししました
いかがでしたでしょうか
まだまだ日差しの強い時期は続きますが
自分のお肌はもちろんのこと
毎日持ち歩くバッグの日焼け対策もしっかりして
長くきれいに使い続けてあげてくださいね
それではまた
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