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みなさまこんにちは(*^-^*)
時計メーカーといえば古今東西ピンからキリまで
さまざまな会社がございますが
その中でも特に
ハイレベルな時計を作っているメーカーのことを
世界三大時計メーカーと呼びます
本日は、どんなメーカーが『世界三大時計メーカー』と呼ばれているのか
それぞれのメーカーがどんな特性を持っているのか
分かりやすくお話していこうと思います
世界三大時計メーカーとは
ヴァシュロンコンスタンタン
オーデマピゲ
の3ブランドのことを指します
世界でも『高級時計』と呼ばれる時計は数多く存在しますが
こちらの3ブランドは特に技術力が優れ、歴史も長く
名だたる時計ファンから「これぞ!」という信頼を得ているブランドです
もちろん時計の質がいいからこそ
価格帯も目が飛び出るようなものがほとんどです
ですがそんな資金的な負担をおしてでも
ぜひ手に入れたいと思わせる魅力が、これらのブランドにはあるのです
多少モデルによって好き好きはありますが
間違いなくマニア垂涎、時計好きなら誰でも一度は持ってみたいと思う…
それが世界三大時計メーカーの時計なのです
パテックフィリップ
まずは世界三大時計メーカーの筆頭
パテックフィリップのご紹介です
パテックフィリップは「世界一の時計を作る」という理念のもと
時計の技術を大きく進化させ続けている
完全マニュファクチュアールの時計ブランドです
パテックフィリップの時計は
いまでも多くの組み立て工程を熟練の時計師が手作業で行っており
人気モデルともなれば、オークションで
数億、数十億は軽くつく、というほどの超ハイブランド
あのアインシュタインやヴィクトリア女王、ウォルトディズニー
日本の昭和天皇や今上天皇も
パテックフィリップの時計を愛用していた、といいますから
その格の高さは折り紙付きです
もっともすぐれたドレスウォッチとされる『カラトラバ』を代表とし
『ノーチラス』『アクアノート』などのスポーツウォッチも評価が高いです
パテックフィリップのすごさといえば
『独立した完全マニュファクチュアールブランドである』
ということ
マニュファクチュアールとは、時計の部品をすべて自社で製作しているメーカーのことをいいます
※詳しくはこちらの記事もどうぞ
完全マニュファクチュアールというだけで
よほど自社の技術力に自信がなければやっていけないのに
パテックフィリップはそれを独立してやっているから、よりとんでもないんです
…というのも。
スイスの時計業界はいま、リーマンショックや世界恐慌のあおりを受けて
多くの時計メーカーが複合企業に参加して、連盟状態になっています
そんななかでパテックフィリップは、一貫して家族経営を守り続け
現在ではジュネーブで唯一の独立家族経営ブランドになりました
自社の時計に対して圧倒的な自信とプライドが無ければ
とてもなしえないことです
さらにパテックフィリップが際立っているのは
自社の時計に『永久保証』をつけていること
これは「うちの時計だったらどんな時計でもいつでも直しますよ」という保証のことで
世界でも非常に珍しい制度です
この『永久保証』があるからこそパテックフィリップの時計は
親から子へ、子から孫へ受け継がれ続けられるんですね
では、パテックフィリップが歴史と伝統だけを重んじるお堅いブランドなのかといえばそうでもなく。
世界三大複雑機構をはじめとした
複雑機構の搭載に挑戦し100以上の特許をとり
技術革新にいとまがありません
パテックフィリップが掲げる「10の価値」という理念には
『独立』『伝統』『革新』『品質と精緻な仕上がり』『希少性』
『付加価値』『美』『サービス』『思い入れ』『継承』
とあります
『独立』と『伝統』から始まり
『革新』や『美』『サービス』から
『思い入れ』を得て『継承』につながる…
まさに有言実行、パテックフィリップってこの通りのブランドです
三大時計メーカーの筆頭、世界一の時計ブランドの名に恥じない
すばらしい時計メーカーですよね
次にご紹介するのが、三大時計メーカーのなかでも
ぶっちぎりの長い歴史を持つ
ヴァシュロンコンスタンタンです
(あーーー何度読んでも噛みそうな名前…)
ヴァシュロンコンスタンタンが設立されたのは1755年、
日本ではちょうど江戸時代のあたりですね
250年以上もの間、一度も途切れることなく時計を作り続けているのは
世界広しと言えどもヴァシュロンコンスタンタンだけです
そういった意味では世界最古の時計メーカーとも言えるでしょう
それだけの長い間愛され続けているブランドですから
ヴァシュロンの時計の特徴は
重厚感がありいつまでも持ち続けられる普遍的なデザイン
まさに「クラシカル!」な見た目をした『パトリモニー』をはじめ
人気の高いスポーツウォッチ『オーヴァーシーズ』でさえ
派手過ぎない大人の魅力があります
ロレックスやオメガなどに比べれば一般認知度は低いのですが
落ち着いた年齢層の男性が憧れる、ここぞという時のブランド
といえばブランドイメージは掴みやすいかと思います
長い歴史とそれによって生まれる重厚な誇りを大切にするヴァシュロンですが
実はアラベスク装飾を施したムーブメントやケースへのエナメル加工など
『宝飾時計』としての手仕事に定評があることでも有名です
まだほかの時計メーカーが台頭してきていないほどの大昔から
ヴァシュロンコンスタンタンの美しい時計は
ヨーロッパ中から世代を超えて愛されてきました
特にいまなお人気モデルとして知られる
『エティエ・ダール』コレクションの緻密な装飾には息をのむほど…
もちろん見目の良さだけでなく技術はしっかりいぶし銀、
その確かさは他でもない歴史が何よりも証明しています
世界三大時計メーカーのなかでは比較的安価なので
(比較的、ですよ! あくまで!!)
もしかすると手に取る機会に恵まれることもあるかもしれません
そのときにはフォルムの隅々まで堪能して
260年以上続く歴史を存分に感じてくださいね
最後にご紹介するのが革新的な時計を作り続ける
伝統的なマニュファクチュアール、
オーデマピゲです
オーデマピゲが他ブランドに比べてより優れている点は
実現困難な複雑機構をもモノにする技術力です
オーデマピゲはそれこそ懐中時計の時代から
永久カレンダー、ミニッツリピーター、クロノグラフと
名だたる複雑機構を時計に組み入れ
さらにオーデマピゲ独自のエッセンスを加えて
唯一無二のものとするセンスには
どの時計メーカーもかなわないほどだと言われています
その最たるものが、ピゲの代表モデルである
『ロイヤルオーク』
『ロイヤルオーク』は世界で初めてのステンレススチールを使用した腕時計で
発売されるや否や、世界中に大きな衝撃を与えました
もともと高い技術力で評価されていたオーデマピゲですが
この『ロイヤルオーク』の発表によって
時計ブランドのトップ層に君臨することとなったのです
また、オーデマピゲというブランドの特徴のひとつとして
設立から完全な家族経営を貫き続けている、というものがあります
先ほどご紹介したパテックフィリップも一貫した家族経営体制をとっていますが
じつはCEOは他ムーブメントメーカー出身の者もいるので
厳密にいえば「完全な家族経営」とは異なるのです
そこへきてピゲは、正真正銘これまで一度も創業者一族以外が経営にかかわっていない
「完全な家族経営」ブランドになります
家族経営、というとどうしても視野や世界が狭くなるイメージですが
オーデマピゲは逆に、いまでも時計技術界の最先端をひた走っています
それはこれまで常に困難に挑戦し続けてきた歴史から
「時計作りなら負けない
本日は世界三大時計メーカーについてお話ししました
いかがでしたでしょうか
正直私のような一般市民()からは雲の上の存在すぎるブランドたちなのですが
たまに査定に持ち込まれるこれらのブランドの時計を拝見すると
細部まで本当にこだわって作られていることがわかり
時計にロマンを感じる方の気持ちにも共感できます
なかなか手に入れることは難しいかもしれませんが
気になった方はぜひもっと詳しく調べて見てくださいね
壱六屋でも入荷はありますので、順次ネットショップもよろしくお願いします
それではまた
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